壁の一面を占拠した五段の書架には
雑多な書籍が分類もされず雑然と納められている。
哲学書、歴史書をはじめとする専門書はもとより
文学書、百科事典、娯楽小説、料理のレシピ本。
エロ雑誌から果ては漫画、同人誌にいたるまで、実に多種多彩。
これが、あの少年のような店主の趣味かどうかはともかく
脈絡の無さもここまでくれば、いっそ清々しいくらいである。
目についたものを手に取ってみる。
「王佐の才」(長編歴史小説) ( 完結 !)
「口頭無形分化剤」(エッセイ集) (10/23 up!)
「みそひともじ」(歌集) 「歪んだ螺旋」(詩集) 「酔吟集」(歌集)
「計算機は「心」を持ち得るか」
−計算機における「心」の実現に関する一考察−(学術論文)
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