振り返ってみると、もう20日もエッセイをサボってましたね。
とんでもない怠慢です。
これではせっかく足を運んで下さるお客様に申し訳が立ちませんね。
てか、それほど期待されてるとも思ってませんがね(苦笑)
そんなわけで、エッセイ強化月間です(今決めた)
さっそくいってみましょう!
あやめちゃんから、リクエストを頂きました。
花について書けとのこと。
有り難い話ですが、僕も彼女の周りの男性とさほどかわり映えがな
いのですね、花に関しては(苦笑)
花を貰ったことは高校の卒業式くらいしかないし、花を贈った記憶
もない。
実につまらん男なわけです。
ただ、僕は「物書き」ですのでね。
それなりに裏技を持っているわけですよ(苦笑)
「花言葉」ってあるじゃないですか。
僕はあれが好きでね。
そのために、それが調べられる写真集を持っているのです。
例えば「あやめ」って花を見てみると、
・あやめ−−良い便り・神秘的な人
といった風に、花言葉が調べられて、写真集だから、あやめの花
がどんなものか見ることもできる。
可愛い紫の花の写真と、「夏到来の“便り”をもたらす花」みた
いなコメントまで載っているわけです。
これは便利ですね。
僕のような植物音痴でも、とりあえずハッタリをかますことくらいは
できてしまいます。
花言葉を調べていると、花言葉の方が気に入って、花が好きにな
る、といった逆パターンがありますね。
例えば、「あなたの哀しみに寄り添う」
これは「りんどう」という花の花言葉です。
りんどうを調べると、それが「竜胆」という漢字をあてるというこ
とが判り、晩秋の山野にひっそりと咲く花であるという豆知識も手に
入って、なおかつ淡い紫の花弁に、白い星を散らしたような、可憐
で、少し寂しげなその姿まで知ることができます。
もちろん、リアルでそれを見ることとは趣が違いもするのでしょう
が、それでも「りんどう」がどんなモノかを知ることは、とりあえず
できる。
非常に勉強になります。
僕なんかが知っている程度の花でも、その花言葉を調べると、
それまでとはまた違った印象を受けますね。
たとえば、たんぽぽ。
英名はダンディライオン。
あったかで、可愛い印象のこの花も、花言葉は「別離」であった
りします。
たとえば、チューリップ。
小学生が好きそうな脳天気なこの花も、花言葉は「魅惑」です。
(チューリップは薔薇などと同じで、色によってすべて花言葉が違います)
たとえば、あじさい。
雨ににぎやかに映えるこの花の、花言葉は「冷淡」。
たとえば、あさがお。
小学生の夏休みを連想してしまうこの花は、「はかない恋」です。
僕が漠然と持っていたイメージとは、ずいぶん違うカンジです。
花言葉の起源を求めると、これは殊の外古いのだそうですね。
その由来には種々の説があるらしいのだけど、例えばギリシャ神
話やローマ神話なんてものにまで遡れる。
ローマの方はほとんど知らないけど、ま、ギリシャの神話とかぶる
ところも多いですからね。
ようは、我欲むき出しの神様が織りなす、エロスと近親相姦とエゴ
イズムで満ちあふれた、そーゆー神話です(超偏見)
そりゃ花言葉にも、恋だの愛だの誘惑だの官能だの密会だのとい
ったものが目立つはずです(苦笑)
ここで終わるつもりだったのですがね。
そういえば、「無明堂」の常連さんで、もう1人花の名前をHNに
持っている方がいらっしゃいましたね。
ついでだから、その花言葉も紹介しておきましょうか。
その花の花言葉は、「復讐・人間嫌い・独立・厳格」
あなたですよ、あざみさん(笑)
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