努力を徒労にしてるのは あなただよ
+ <今日の短歌> +
夕暮れに 今日も1人でジョッキ空け 煙吸い込む 帰り道かな
なんなのよ 言いたいことも言えないの? それでホントに つき合ってるわけ?
言われてね 僕もようやく気が付いた この居場所こそ 宝物です
その闇の 影の冥(くら)さに脅えてた 闇の深さを 知ることもなく
その声が いつも起こしてくれるから 独り寝の夜も 寒くないです
+ SOLD OUT +
その銃声があなたにもたらしたものは
かけがえのない自由や
富や名誉や地位や満足といったようなものではなく
ほんの少しの虚無と
わずかばかりの孤独と
これっぽっちの絶望−−
こんなことのために 歩んできたのだと
あなたはそれでも胸を張りますか?
こんな結末のために 努力を重ねてきたのだと
あなたは後悔なく言えますか?
それが あなたの人生ですよ
それが あなたの取り分です
+ <今日の短歌> +
朝イチで 飲むのは昨日のビールなり 美味くないのに なぜか捨てれず
今朝もまた 寝ていた自分に気がついた 朝一番から ベット恋しい
毎日を 仮眠で過ごす コタツムリ そんな言うほど 若くないのに
+ <今日の短歌> +
飄々と浮世を渡る 酔っぱらい 背負った荷物と 傷を隠して
霜月も いつの間にやら終えそうで なにも変われぬ 焦りだけある
消え果てた 夢の在処(ありか)とため息を 忘れぬように 独り行く旅
頂(いただき)を目指して登る この道は 雲に霞んで 先も見えない
言い難い この苛立ちに 紫煙吐く 酔うに酔われず 寝るに寝られず
+ <今日の短歌> +
知らぬ間に 開けてとまどうその扉 ゆえなき嘘と 我を騙して
くだらぬと 捨てて進んだハズなのに 引きずりて行く 名も知らぬよに
逢わずとも 僕には見える その涙 この隔たりを 越えよ届けよ
懲りもせず また重ねてる その努力 時の浪費と 知りはしてても
限界を 越えたところにあるハズの その高みこそ 強く惹かれる
その罪に堕ちて汚れた この両手 血塗られた嘘 贖罪の日々
+ +
また「今日」が 終わってしまうね
+ <今日の短歌> +
偶然に 君と出会った交差点 これを奇跡と 人は言うかな?
情熱の冥き血潮や 恋心 尊(たか)き心と 猛る欲望
この想い 届けとばかり言う人の げに怖ろしき 思い込みかな
遠き星 見やりて想う人の世の この小ささと この愚かしさ
塵芥 散らして疾るほうき星 夢よ届けよ 流れ星かな
荒神の 荒ぶる御霊 鎮めては 浄き想いを 疾(と)く聞こし召せ
永遠に続く営み この惑星(ほし)は 咎人たちの 夢のゆりかご
+ <今日の短歌> +
一仕事 終えてグラスに泡が立ち 酔いのまにまに 宵にまかせて
この時と 決めたあなたの眼差しの その眩さに 言葉失う
ただ1人 煙草と過ごす夜更かしに 孤独の愉悦 シアワセの檻
キーボード 叩いて今日も待ち人と 見えぬ逢瀬と シャレ込みますか
もしかして 遠い世界に生まれても きっと出会うよ ねぇダーリン?
想像と 違うあなたのその言葉 渡しそびれた このプレゼント
この願い 聞き届けてと懸命に 祈る神さえ いはしないのに
朝霧の 濡れた空気に焔立つ 細い煙草に 命宿して
嫋々と 鳴る銀線のその音の 深き想いに 心振るわす
いつの日か そうなるための今だから やせ我慢だと 人が言っても
この心 縛るあなたの言の葉の 裏の意味さえ 読めぬ幼さ
4500キリ番ゲット 尚子さんへのプレゼント
遠く響く異国の唄 嫋々として哀愁を帯び
高く輝く宵待ちの月 哀しげに待ち人を想う
決して解けないパズルのように どこまでも彷徨い
決して溶けない氷のように いつまでも凍き
その白き花弁についた 夜露の一滴
澪れ堕ちるその先に 甘く漂う芳香
秋の宵に狂い咲いた あなたは月下美人
わずか数時間の宴 過ぎた夏の夢
+ 迷 宮 +
果てしなく続く海原に浮かぶ 櫂のない小舟
ゆく先も知らず 戻るあてもなく
終わりなく続く砂漠を渡る 靴のない子供
涙をこらえ 唇を噛みしめて
進んでゆく 終わりに向かって
進んでゆく 始まりのために
+ 「薬剤師」から一言 +
目的と手段をごっちゃにするから
ややこしいことになるんです
+ +
無償の「愛」−−その冥き燃焼
+ 「事情通」から一言 +
実際は そんなたいしたことないらしいよ
+ +
涙腺のどこかが 壊れてしまった君に
僕は なすすべがない
+ プロポーズ +
あなたの死を見つめよう