コ ト の ハ





+  Time Passed Me By  +


セピア色の放課後 君と語らう夕暮れ
誰もいなくなった 二人だけの教室

想いのたけを ぶつけるには Shy
クールに振る舞う この心は High

お互いがきっと 同じように
その時間を 夢中で過ごしていた

愛しい気持ち 伝えられぬ Why?
通じない願い その心の Cry

後悔に似た この胸の痛み
行き場のない想い 儚さと切なさ

まるでそれは 交差した直線
もう二度と 交わることなどはない
永遠に

あんなに好きだった 君の笑顔さえ
遠く霞む 蜃気楼のような記憶

思い出せるのは その香りだけ





+ リ・バース +


そして また 生まれる−−

Jan. 31 2002




+ 「今日の短歌」 +

〜 運 〜


あざなえる 縄の如しと 運・不運 流れを変えよ 人の力で


もう二度と 運のせいにはしやしない 行為に伴う 結果あるのみ


偶然は 人が決めたる作り事 運も不運も この胸の中


天運を 語るに落ちたその行為 神頼む間に 人事尽くせよ


Luckには バイオリズムがあるんだね 勝負してると それが解るよ


Jan. 14 2002




+ 「今日の短歌」 +


逢えなくて はじめて解る暖かさ 遅すぎたかな きっとそうだね


覚えなく 年を重ねたこの身体 意味1つなく また価値もない


葛藤と迷いの中に 君は住む 肉の悦び 祈りと叫び


後悔は 先に立たずと知りつつも また繰り返す 人の営み


あなたとの この一瞬のためだけに 僕は生まれた そう信じたい


Jan. 7 2002




+      +


茨の道 苦難の旅 その旅路の道標とならん





+ break my vow +


澪れ落ちる滴に 失った言葉の 裏を読まないで
縋り付く視線は 足に絡む枷

二人でこれまで 造ってきた思い出は 今じゃ壊れたおもちゃ
捨ててしまえばいいと 自分に言い聞かせて

耳が痛い沈黙 やるせない静けさ
けれど
その深い瞳に 嘘は通らない

想いの深さを量ってみれば 君の方が上で
理想の高さを測ってみれば 君の方が上で

ただ僕は 逃げ出したくなっているだけ

その手を握って 走ったこともあったけれど
今 引きずられてばかりいる 自分がいる

遠い処を 目指していたはずなのに
今 足下ばかりを見つめている 自分がいる

忘れてしまった あの時の誓い−−





+      +


その深い闇に 降りそそぐ光

Jan. 4 2002




+ 「今日の短歌」 +


絶え間なく 吹きつつ過ぎる風の音に 何をか聞かん この僕の耳


シアワセの定義も決めず ひたすらに それを求める 愚かしさかな


疲れ果て 膝を屈したこの僕に 優しい言葉 かけてくれるな


負け犬に かける言葉もなかりけり ただ哀れみが あるばかりなり


1人いる初春の闇に 酔えもせず ただ静寂が 流れゆきたり


旋律に 身を任すほど若くなく さりとてそれを 認めたくなし


容赦なく あらゆるものがポンコツに なりてゆくこそ 楽しかりけり


Jan. 1 2002


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