あなたがくつろぐ場所になれたら
こんな嬉しいことはない
強い風が突然通りすぎたように 感じただけなのです
あなたのその荒野に 雨を降らせたいと思っただけなのです
本当に泣きたいのは きっと
気づいてさえもらえない 僕のほうなんだよ
あなたは本当に輝くのだよ
けれどそのことを知っているのは
ぼくだけじゃないんだね
あなたがのたうつその様を 僕は喜んで見つめ続けるだろう
願わくは
あなたが 決して救われず いることを・・・
たとえ あなたの魂が この世界から消え去ったとしても
僕はあなたを護り続けよう
もし それもできないと 言うのなら
あなたの手で 僕の時計を止めてください
あなたがそんなに頑張るから
あなたの苦しみは いつまでも終わらないのだよ
諦めてしまいなよ
投げ出してしまいなよ
苦しむあなたを 見せつけられるのは 迷惑だよ
あなた自身ではないことに
あなたは気づいているのだね
あなたは確かに賢明だけれど
決してシアワセにはなれないね
あなたはなぜそんなにも 懸命にカケラを拾い集めているのだろう
時間は戻らないのに
奇跡は起こらないのに
僕はむしろ あなたとの距離が縮まるのが怖いんだ
あなたが変わってしまったのですか?
私が変わったのでしょうか?
あなたの魂は 輝くことを止めないね
あなたの心をどれだけ犯せば
あなたは共に 地獄に堕ちてくれるだろうか?
本当をさらけ出すことなど 僕は望んでいなかったのです
あなたが僕を壊したから 僕もあなたを壊すのです
あなたが十万億土を焼け出されたならば
私も喜んで 地獄の業火にこの身をさらそう
あなたが魔境に留まるならば
私も喜んで その魔境に遊ぼう
それでもし あなたが仏を殺せたならば
私は躊躇なく あなたを殺そう
気づいてはいないようだけれど
あなたはすでに
魔法にかかっているのだよ